孤独や不安といっしょに生きていく【鴻上尚史「孤独と不安のレッスン」】【本】

「孤独」「不安」を感じれば感じるほど、
その「孤独」「不安」の感情を
なくしてしまいたいともがいてしまいます。

モヤモヤ~っと胸に広がる
「孤独」「不安」について、
どう扱えばいいのか教えてくれる一冊です。

だいたいこんな内容です

・「孤独」には2種類ある

「ニセモノの孤独」
 →「ひとりでいること」はさびしいと思い込んでいること

「本当の孤独」
→自分と対話して、
 深層にある、自分の本音を浮かび上がらせること
 (静かにひとりでいる時でないとできない)

・「不安」にも2種類ある

「後ろ向きの不安」
→起こってもいないことを妄想し、
 精神をどんどん消耗していく状態

「前向きの不安」
→不安を解消するために、
 具体的な対策を考え、
 そのための行動がとれる状態

・「不安」への対処法
(1)経験するしかない
   →経験が蓄積されて、強くなっていく

(2)熱中できるものを持つ
   不安に気持ちを集中させすぎないため

(3)体を動かす
   不安な時は、頭ばかりがヒートアップするけど、
   体も使ってあげることで、バランスをとる

ここが心にのこりました

4つあります。

(1)「本当の孤独」を味わうためには

「恥ずかしくない孤独」とは、一人でいることが当然の孤独です。それには、一人旅が最適だと、僕は思っているのです。最低1週間以上の一人旅。それも、なるべく何もない観光地がいい、という不思議な旅です。

3 恥ずかしくない孤独を体験してみる

ひとりでいることが少ないと、
自分がほんとうはなにをしたいのか、
どういうふうに生きていきたいのか、わからなくなります。

一緒に暮らす人との折り合いもありますし、
まわりから入ってくる情報が多すぎて、
自分が本当にしたいことが、
埋もれてしまって、見つからなくなってしまいます。

一日でも強引にひとりになることを、
鴻上さんは推奨しています。

どこかひとりで行ってみようかな。

(2)「友達が少ない=ダメ」の価値観

大人達は、1年生に向かって、何の疑問もなく、「友達できた?」と聞きます。その質問の繰り返しが、子供達に、「友達ができないことは、間違ったこと」という価値観を刷り込むのです。

6 それでも「一人はみじめ」と思ってしまう理由

まったく同感です。
友達は多ければいいってもんじゃない、
と言われはじめたのは、最近のことですよね。

友達が少ないので、
「友達は無理に作らなくてもいいんだよ」と
わかっていたら、
だいぶん人生がラクになったと思います。

(3)熱中できるもの
これといった趣味がないので、
このブログを書くことが、熱中できるものになればいいなと、
思いながら書いています。

(4)「恋」も熱中できるもののひとつ

そもそも、恋の喜びを知ることで『孤独と不安』に負けそうな自分を乗り越えていくことができるのです。

22 一人暮らしと恋愛の関係を知る

確かにね~。
恋をしているあいだは、
恋以外のなにもかもが、恋より下位に置かれます。
「なんとかなる!」と謎のエネルギーが出てきます。

まとめ

鴻上尚史さん、
さすが劇作家をされているだけあって、
人間の内面を深く考察されていますね。

ところで、
「10回クイズ(ピザって10回言って)」
「究極の選択」
って、覚えている人いらっしゃいますか?
(たぶん40代以上の方)

それは、鴻上さんが担当したラジオ番組、
「オールナイトニッポン」のコーナーから
誕生したものみたいです。
懐かしい!