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2月29日生まれです。ひとつ年を取りました!【うるう年】

わたしは、2月29日生まれです。2020年はうるう年のため、しっかり誕生日を楽しめます!両親に感謝ですね!

1976年(昭和51年)生まれです。44歳になりました。11歳ではありません。ということは、誕生日が来たから1歳年を取る、ということではなさそうです。
年齢の計算の仕方は、きちんと法律で決まっているので、それを調べてみました。

「年齢計算ニ関スル法律」

カタカナ表記が、いかにも古そうな法律です。明治35年に公布、施行された法律だそうです。全部で54文字の短い法律で、内容は、
・年齢は「生まれた日」から数えはじめること
・年齢の計算には民法143条を使うこと
ということです。

なんだかあっさりしています。
条文はこちら

「民法143条1項」

「年齢計算ニ関スル法律」の中に、ほかの法律「民法」が登場しました。143条は「暦による期間の計算」を定めている条文です。条文はこちら

1項の内容は、
・週・月・年で定めた「期間」は「暦」にしたがって計算すること

「暦」とは、明治5年から採用されている「太陽暦」のことです。それ以前は、月の満ち欠けを周期とする「太陰暦」を使っていたようです。

「民法143条2項」

2項の内容は、期間の計算方法です。
・期間を計算するときは、「その翌日(午前0時)」から数えはじめること。
 期間は、数えはじめた「その翌日」に対応する前日(午後12時(=24時))に満了する。
 (初日不算入の原則といいます)
・そのできごとが午前0時ちょうどに始まるときは、その日から数えはじめること

たとえば、
「3月2日(午前10時)に借りた本を、1か月借りる」という約束をしたとき、
「1か月後」という期間の計算は、翌日の3月3日午前0時から数えはじめ、
4月3日の前日である、4月2日に午後12時(=24時)を終わりと計算します。
なので、この場合、4月2日までに返すということになります。

 ただ、お金を借りたのが、3月2日(午前0時)だったら、
3月2日午前0時から数えはじめて、
4月2日の前日である、4月1日 午後12時(=24時) までに返しなさいよ、という話です。この場合、4月1日までに返してください。

 期間を計算するときは、1週間ならまるまる1週間、1か月ならまるまる1か月、その期間を確保してください、ということです。

ひるがえって、年齢の計算のはなし

年齢の計算のはなしに戻ります。

わたしの母は、わたしを午前1時くらいに産んだとのこと。
みなさん、それぞれ生まれたのは、午前4時のこともあれば、午後7時だったり、時間はそれぞれ違うと思います。
ですので、上記の民法143条2項の「初日不算入の原則」が適用されそうです。

たとえば、次のケースで1歳になる日は、
「2019年3月3日午前10時に生まれました」
→午前0時から始まっていないので、2019年3月4日午前0時から数えはじめる
→2020年3月3日午後12時(=24時)に1歳になる
となりそうです。

しかし「年齢計算ニ関スル法律」によると、
年齢は「生まれた日」から数えはじめること
と特例をおいているので、3月3日午前0時から数えはじめなさい(初日を算入する)ということです。

ですから、
「2019年3月3日午前10時に生まれました」
→ 「年齢計算ニ関スル法律」 により、2019年3月3日午前0時から数えはじめる
→ 2020年3月2日午後12時(=24時)に1歳になる
ということになります。

誕生日がきたから年をとる、というわけではない

ですので、わたしが44歳になったのは、2020年2月28日午後12時ということです。計算のはじまりは、1976年2月29日午前0時です。

2月29日生まれの人は、毎年2月28日午後12時(=24時)に1つ年をとります。

ちなみに、3月1日生まれの人が1つ年をとるのは、
うるう年→2月29日午後12時
うるう年でない年→2月28日午後12時
です。
うるう年かそうでないかで、年をとる日が異なるわけです。

「お祝いはいつ言えばいいの?」問題

ところで、うるう年でない年によく聞かれるのが、
「お祝いをいうのは、2月28日?それとも3月1日?」です。

今まで、「2月生まれだから2月28日かなあ」とか答えていました。生んでくれた母は2月28日にお祝いメールをくれますが、正直わかりません。

でも今回調べてみて、1つ年をとったことをお祝いしてもらえるのだとしたら、1つ年をとり終えている3月1日にお祝いを言ってもらった方がいいのかな?

というか、日にちなんてそんなものは、どっちでもOKです!ありがとうございます!4年に1度の誕生日に、いろいろ調べてしまいました(^-^)

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