生きづらさを捨てていい【HSP】【「敏感すぎる自分」を好きになれる本・長沼睦雄 】

自分が、
考え込みすぎる、
傷つきやすい、
臆病だ、
と思っている人。

それは変えられないことだと
あきらめていませんか。

そんな人は、
「『敏感すぎる自分』を好きになれる本」
を読んでみてください。

著者の長沼睦雄さんは、
精神科医で、
北海道でクリニックを営まれています。

読んでみたら、
もっと肩の力を抜いて
生きられるかもしれませんよ。

心にささったところ9ヶ所

読んでみて、
これは心に刻んでおこうと思ったところが
9ヶ所ありました。

紹介させてください。

1.知っていれば安心できる

HSPという概念を知るまでは、周囲からの刺激に対して、敏感に反応してしまう自分を責めることが多かったけれど、HSPという概念に出合うことで、敏感さは生まれ持ったものだと知ることができ、これまで自分のことを責めてきた気持ちが一気に消え、安心感が生まれたのでしょう。

クヨクヨしてしまうのは「弱いから」ではない

自分が「敏感すぎる」人だと認識する前までは、
自分を責めてしまっていました。

クヨクヨしてしまう自分、
緊張してしまう自分、
考えすぎて行動できない自分
をなんてダメな人間なんだろうと。

それは、「敏感でない」人と比べていたからなんですね。

自分と比べて、人は、
ひょうひょうと、
時にはのほほんと、
生きているように見えたからです。

人もわたしと同じように、
クヨクヨ、緊張、考え込みすぎをのりこえてから、
ひょうひょうと生きているのだと思っていました。

そうではなくて、
「敏感でない」人は、
刺激を受けすぎていないから
なんでもないようにふるまえていたんですね。

「敏感でない」人とわたしでは、
そもそもの状態が違っている。

そのことに気づけただけで、
ホッとしました。

2.負の感情を吐き出す

こうして意識下の領域にしまわれたままの負の感情は、ひっそりと心の中に潜んでいますが、日常のなにげない場面で、ちょくちょく顔を出します。それも、何事も否定的にとらえる「マイナス思考」というかたちをとって、現実の世界に現れるからやっかいなのです。

HSPはトラウマを抱えやすい

すごく単純化すると、

負の感情・恐怖反応を感じたときに、
おもてに出さずに、
むりやり抑えこんだままにしていると、
マイナス思考になる

と言っています。

コワイですね。

ささいなことなら時間がたてば、
忘れられるかもしれませんが、
トラウマ級のものは
そういうわけにはいかないんですね。

感情を外へ吐きだすことで、
その感情は解消されるのです。

「思い切り泣いたり、
 怒鳴ったり、
 周囲にあたりちらす」
ことで感情を解消する。

そうはいっても、
たぶんそれもできないですよね。

自分のなかに湧き上がる感情に
とまどってしまうというか、
どう対処したらいいのかわからないというか。

だったらそれならそれで、
「どう表現したらいいかわからない」
まま、表に出せばいいのかなと思います。

感情の怒涛の渦に巻き込まれている時は
それしかやりようがないです。

3.「ラクに生きる」と覚悟する

「心構えをつくる」という中で大事なのは、HSPであることも含めた自分の状況をすべて認めたうえで、「生きづらさを捨てていいんだ」と、自分の心に言い聞かせることです。自分が意識できていない心理的逆転を乗り越えることです。

「心理的逆転」を乗り越える

「心理的逆転」とは、
ことばとは裏腹のことを意識下で考えている状態です。

具体的には、
口では、
「もっとラクに生きていたい」
と言っているけれども、

心の奥底では、
「このままでいい」
と思っている状態。

なぜこのような状態になるのかというと、
「いまさら変われない」とか
「がんばったのに失敗したら」
という不安があるからです。

「もっと力を抜いてラクに生きることはできる」
と心から願い、
そして覚悟することが、
「ラクに生きる」ことの土台になるといっています。

いろいろな対処法を試す前に、
ゆるぎない「心構え」を持つことが第一歩。

「あきらめない」ことが
「ラクに生きる」ことに必要なのですね。

4.いさぎよく認めましょう

弱い自分に出会ってしまったときは、自分を責めるのではなく、その弱さをまず認めるようにしましょう。

たとえば、少しの外出で疲れてダウンしてしまったときも、他人の言葉が必要以上に気になってしまったときも、決して自分を責めずに、それが自分なのだと認めましょう。ここでは、弱い自分がよいことなのか、悪いことなのかを、ジャッジする必要はありません。自分の弱さに対して一般的な善悪の判断を持ち込まず、弱い自分という存在を認める。これが第一歩です。

自分を責める気持ちを捨てる

ほっとしますね。

刺激を受けすぎてぐったりしたときは、
自分を責めてはいけません。

「OK、OK。例のこの状態ね」
と、まず認める。

たとえば、
気のおけない友だちとの楽しい飲み会のあと、
ぐったり疲れたとしても、
「そうそう、わたしってこうなるんだった」
と当たり前のこととして受け止める。

そして、人と比べないことも大切ですね。
「みんな楽しそうなのに、
 私だけぐったりしてしまった…」とか。

わたしは、楽しくても疲れてしまう人なのです。

5.ほんとにわたしが悪いのか

また、自分を責めるような思考のクセがしみついている場合は、それを意識的に直していく必要があります。なにかトラブルが持ち上がったときには、自分の落ち度を探すのをやめ、相手に非がある可能性を冷静に考えたうえで、自分の落ち度についても考えてみるのです。両方に非がある可能性を考えることで、「自分だけが悪い」という決めつけと、少しずつでも決別できるかもしれません。

これ、よーく心に刻んでおかなければなりませんね。

「悪いのは自分」と思えば、
さらにやることを引き受けてしまったりして、
余計な負担を自分にかけてしまいます。

よく考えれば、
「自分だけが100%悪い」ことなんてそうそうないでしょう。

「あの時、先方がすぐ返事をくれなかったから」
「相手が確認しなかったから」
など。

がんばって第三者の目線をもって、
冷静にものごとを見ることが大切ですね。

「本当に自分だけが悪かったのかな」と
振り返るようにしましょう。

6.さっさと休みましょう

無理をして限界を超えると、体も心もポッキンと折れてしまいかねません。「頑張ろう」とよく思うようになるのは疲れているサイン、「まだ頑張れる」と思うのは限界のサインです。「まだ頑張れる」と思ったタイミングで、頑張るのをやめましょう。

頑張りすぎない、抱え込まない

こういう分かりやすい指針があるのはありがたいです。

「がんばろう」と思ったときは、
もう疲れているサインなのです。

「まだがんばれる」と思ったときは、
やめなきゃいけないサインなのです。

そういうふうに思っているときはすでに、
相当がんばっている状態。

ムリに自分を鼓舞するのはこの際やめましょう。

ハイボール片手に、枝豆でもつまんで、
(自宅がいちばんくつろぎます)
がんばった自分をねぎらってあげましょう。

7.元気が出るものをふだんから探しておく

クヨクヨしてしまう状況から脱出するには、プラス思考よりも、プラスの感情やプラスの感覚を意識するほうが効果的です。ゲラゲラ笑える映画やお笑い番組を見たりするのはおすすめです。

プラス思考ではなく、「プラスの感情」を大事にする

「思考」をマイナス→プラスにするのは、
むずかしいとのこと。

「思考」を変えるのではなくて、
まず「感情」をプラスに変えるほうがうまくいくそうです。

自分がなにをもって楽しい、うれしいと思うかを
ふだんから把握しておければいいですよね。

リストにしてもいいかもしれません。

これがあればゴキゲンになれるもの、
たくさんあればあるほど安心ですね。

わたしは最近これ↓を気に入っています。

これ↓もなんだか元気が出ますね~。
子供のころアニメで見ていました。
いくつかkindle unlimtedで読めるみたいです。

自分の好きなものを
ふだんから意識して探しておくといいですね。

8.それは相手の問題

たしかに、頼み事を断れば、相手は腹を立てるかもしれませんし、異議を唱えれば、相手は不愉快になるかもしれません。でも、腹を立てるのも不愉快になるのも相手の問題であって、自分の問題ではありません。そして、あなたのことを嫌うかどうかも、相手の問題であり、あなたの問題ではないのです。

人と付き合うときは、自分と相手の間に「境界線」を意識

なるほど、
自分がイヤなものをイヤだと言った場合、
相手がどう思うかまで考えなくていいんですね。

これまで、
自分が発言したことについて、
相手がどのように反応するか、
怒るんじゃないか、
困ってしまうんじゃないか、
など、先回りして考えてきました。

思えば、自分の気持ちより
相手がどう思うかのほうを
優先して考えてきた気がします。

母親がすぐ怒るたちだったことに起因しているかもしれません。

母を不機嫌にさせてはいけない、
その不機嫌は自分のせいかもしれない、
と子どもの頃から思ってきました。

そう考えると、
深いところに根差した考え方なので、
なかなかすぐに変えることはできないかもしれません。

でも、
「自分の問題」と「相手の問題」を切り分ける、
という考え方は常に頭に入れておこうと思いました。

「相手の問題」をしょい込む必要はありません。
あとは相手のほうで処理してもらうことです。

それと、言い方、伝え方も大切かもしれませんね。
自分の心境・事情を話すんだったら、
相手も受け入れやすくなりそうです。

9.自分の弁護士になる

こうして極度な高ぶりが収まったところで、今度は自己弁護にとりかかります。「あれは仕方なかった。時間がなさすぎて、あせってしまったせいだ。時間があればミスはしなかった」と、自分で自分を弁護しましょう。

小さなミスにもはげしく動揺する

ミスした場合に、
「やっちゃった。わたしのせいだ。
 どうしよう、どうしよう…」
とパニックになってしまいます。

こういう状態になったら、
思考停止になり、リカバーする方法も思いつきません。
ずっとクヨクヨしてしまいます。

悪いことに、そのミスを何度も何度も
思い出しては余計落ち込むみたいな。

そんなとき、
自分の外側にも原因があったはずだ、
と考えてみる。

自分を徹底的に守ることを試みてみます。

「タイミングが悪かった」
「経験が浅いんだから仕方ない」

とりあえず、気分を上げることを最優先する。
ムチャなこじつけでもOKとする。

ミスした直後はむずかしいかもしれないけれど、
自分がしたミスのイメージを
将来的に書き換えることは
人生を積み重ねていくうえでいいことなのでしょう。

【まとめ】受け止め方だけ変えましょう

自分を変える必要はないとわかりました。

大切なのは、
・いかに自分の気分をあげてあげられるか
・その上で、自分やものごとのとらえ方を
 いい方向に考えてあげられるか
なのかな、と思います。

知識って、自分を助けてくれますね。