心配性は、これを持てれば最強!【「成功する人は心配性」菅原道仁】【レビュー・書評】【不安】

かなりの心配性です。朝、目が覚めて「あ、あれどうしよう…」まず、心配ごとが頭に浮かびます。朝から疲れます。もっと図太い神経を持てたらいいのに、そう思いながら生きてきました。

心配性、それが生まれ持った性質だとしたら、変えるのはむずかしそうです。ただ、考え方、受け止め方を変えることはできそうです。

今回読んでみた本、「成功する人は心配性」を読むと、そう思いました。心がホッとゆるんで落ち着きました。私の朝の様子に共感いただいたあなた、この記事にお付き合いください。ちなみに、著者の菅原道仁さんは、脳神経外科のお医者さんです。

心配性に足りないものとは

心配性の人に足りないものとは、ずばり「勇気」です。そんなことわかっているよ、といきなり言いたくなりました。心配だから、不安だから、勇気を持てないんですけど。それでも、著者は言います。

「心配性」+「勇気」→成功

まず、「心配性」とは、
「豊かな想像力」
「細心の注意を払う力」
「改善すべき問題点を把握する能力」
と定義されています。

心配性の人の方が、心配性でない人より、細かいところに気づきやすく、問題が起こりそうなところを見つけやすいということですね。

次に、「勇気」とは、
「一歩前に踏み出す力」
「チャレンジ」
「行動」
のことです。

心配性でない「ポジティブ・シンキング」な人は、問題点に気づかず突き進んでしまうので、成功しない。
心配性である「アグレッシブなネガティブ・シンキング」(=「勇気」ある「心配性」)な人は、問題点に気づいているので、それを解消しながら、成功に近づく。というわけです。

では、心配性の人が、なぜ行動する勇気を持てないかというと、フィルター(考え方の癖)を持っているからです。

このフィルターは、今までの経験で作られたものです。そのフィルターを明るいものにかけかえればOKというわけです。

フィルター(考え方の癖)は、いくつか種類が例示されているので、本を読んでみて、自分に当てはまるものを確かめてみてください。

自分のフィルターに気づいたら、その都度修正していけば、一歩踏み出す勇気をもてますよ、と言っています。

心に刺さったところ4つ

不安な時は情報に触れない

不安な時に仕入れた情報は、ほとんど役に立たない、ということ。それどころかかえって不安が増すだけなので、不安な時にむやみに情報に触れないようにしましょう。

痛いほどわかります。不安をなんとかなくしたい、せめて少しでもやわらげたい気持ちから、不安を解消してくれる情報を本とかネットとかで探し回ってしまう。よくやっています。結果、情報過多になり混乱し、余計不安になってしまう。

なるほど、不安な時は情報を集めすぎないのがいいんですね。とりあえず、目の前の最低限しなければならないことに集中するのがよさそうです。情報収集に使う時間を、区切って強制終了させるのも手ですね。

「でも」「だけど」「だって」は脳の思考拒否

不安が強くて自信がもてないときは、誰に何を言われても、責められているように感じることがあります。親身なアドバイスをもらっても、「そんな面倒な状況を招いたお前が悪い」と怒られているように感じるのです。

ありますね~。相手は励ましているつもりで言っていることでも、「自分のせいだ、自分は何でダメな人間なんだ…」とより不安になり、思考停止してしまいます。

この状態になると、ひとになにを言われてもダメで、もうなにも聞こえなくなっています。なので、いったん気持ちを落ち着かせてリセットすることが大事ですね。

不安をやわらげてくれる本を読んだり、励ましてくれる内容のYouTubeを見たりして、まず、気持ちを落ち着かせるのが先決です。聞く耳を持たせるのです。

気持ちを立て直してくれる言葉を、日頃からメモしてためておけばいいですね。心配になったときにこれを見ればいいみたいな。

また、こういう時って睡眠不足になっていることも多いので、心配ごとは明日考えることにして、ぐっすり眠って気持ちを立て直しましょう。睡眠大事!

「やらなきゃいけない」は「やれることがある」と言い換える

「やらなきゃいけない」ではなく、「やれることがある」と思うと、それだけで気持ちが前向きになります。たくさんのリスクが見えるということは、言い換えれば、それだけあれもこれも準備ができるラッキーな状態です。

わたしはこの部分を読んで、気持ちが救われました。ちょうど、経験がない仕事にとりかかるところです。寝ても覚めても、めちゃめちゃ不安です。

「やらなきゃいけないこと」が、やったことがないことだと、よりそちらに目を向けがちです。その中でも、「これはやれるな」ということがいくつかあって、まずそこから手をつけてみようと思いました。

そう思うことで、気持ちはだいぶん落ち着きました。いろいろわからないことが多いけれど、まずやれるところからやる。やってみて、それからまた次のことを考えようと思いました。ほんと、考え方次第ですよね。

先のことまで考えすぎて、自分で心配を増やしているんですね。

ただ、不安になっているときって、こういうことを思い出せなかったりします。手帳にメモって、また不安になったとき見るようにしようと思いました。

チャレンジに遅すぎることはない

新たなチャレンジは本来、楽しいものです。たとえ失敗しても、そこからはたくさんの学びを得ることが出来ます。そういう視点から見れば、チャレンジにはメリットしかないということになります。チャレンジをためらわない人は、そのことを知っているのです。

痛いところをつかれました。ほっとくと、現状維持を好んでしまうたちです。失敗したくない、恥もかきたくない、いつもといっしょが一番、という思考の持ち主です。

でもここでは「チャレンジ」を、まったく違う視点でとらえています。失敗したり、途中でやめてしまったりしたとしても、なにかしらの経験値は残るんですね。知識や、実際やってみたら自分には合わなかったなという認識とか。

よく考えてみたら、チャレンジして失うものはなにもありません。少し恥をかくくらいでしょうか?それも覚えているのは自分だけで、誰も気にしてません。言ってみれば、リスクはゼロですね。失敗しても、恥をかいても、死にはしませんし。

去年のわたし、ありがとう!

この本は1年前くらいに買って、kindleの中でずっと「積ん読」状態でした。最近、本の断捨離をやっているので、やっと読んでみたのです。

結果、「1年前のわたし、ありがとう!」と感謝です。今のわたしに、タイムリーに響きました。不思議です。「積ん読」もわるくないですね。

不安に押しつぶされそうな毎日を送っているあなた、読んで、ぜひ心をゆるめてください。

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